四十肩、五十肩などの整形外科疾患の痛みの治療

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頚椎・肩関節外来
Shoulder pain

こんな症状はありませんか?

  • 首を動かすと痛みが強くなる
  • 首や肩のまわりから手に痛み・しびれが走る
  • 腕を挙げようとすると肩に痛みがでる
  • 夜間に肩の痛みで目が覚める
  • 腕が挙がらず、作業ができない、つり革が持てない
  • 朝起きたら肩が痛くなった
肩の痛み

適切な診断と治療を行うために、きちんと診察・検査を行います。

芦屋ピッコロ診療所では適切な診断、治療を行うために問診や触診などで身体の状態を診察します。さらにレントゲン検査や超音波検査をして病状を判断します。

  1. 頚椎のトラブルでは首の痛みだけでなく、肩や腕、手の痛みやしびれをひきおこすことがあります。
  2. 肩の痛みの原因は様々です。肩の関節は骨だけでなく筋肉や靭帯、滑液包など多くの組織で構成されており、肩の関節を動かすときにはそれらが大きく動きます。そのため、肩の疾患の診断にはレントゲンやMRIだけではなく、動きを観察することができる超音波検査が適切な診断のために大きな役割を果たします。

首・肩まわり・腕の痛みを起こす代表的な疾患

頚椎症、頚椎症性神経根症、頚椎椎間板ヘルニア

症状
首の痛みやつよい肩のコリが続いている。肩甲骨から腕にいたる重だるい痛みやビリビリ・ジンジンする痛みしびれが起こります。病状が重い場合には筋力の低下が起こります。
原因
頚椎(首)の骨、椎間板、靭帯などの変形が原因となって頚髄や神経根などの神経を刺激する状態です。肩まわりや腕の感覚をつかさどる神経を刺激して、ビリビリ・ジンジンする痛み症状がでてきます。頚椎の骨、靭帯や椎間板の変性(変形)は頚椎症性神経根症の痛みの原因のひとつですが、頚椎の形状の変化(頚椎症)だけが原因で痛みが出るわけではありません。頚椎の形状の変化に加えてさらなる誘因が重なることで頚椎症性神経根症や頚椎ヘルニアの痛みを発症します。
治療
  • 神経の炎症を抑えるために抗炎症薬の内服をします。神経痛を抑えるための内服をします。
  • 星状神経節ブロックや硬膜外ブロックなどの神経ブロック注射を行います。神経ブロック注射は神経の炎症を抑えたり、血行を改善したりする効果があります。専門的な知識と技術を要します。
  • 強い症状が持続する場合には提携医療機関での手術加療をお勧めすることがあります。
  • 当院では安全性を考慮し、超音波を用いて神経ブロック注射を行います。

肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)

症状
腕を動かす際の肩関節の痛み、夜間の肩の痛み(痛くて目が覚める)が出てきます。典型的には、少し肩を動かすだけでも強い痛みがある時期(急性期)→肩関節の動きが悪くなる時期(拘縮期)→痛み・動かしにくい状態が軽快してくるとき(回復期)の3段階があります。
原因
肩の関節周りの骨、軟骨、靱帯や腱など、肩関節のまわりの組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。強い炎症の後に滑液包(肩関節の動きをよくする袋)や関節包(関節を包む袋)が癒着するとさらに動きが悪くなり、凍結肩といわれる状態になります。 この場合、肩関節が動かず腕が挙がらないなどの症状が残ることがあります。
治療
急性期は肩関節への関節内注射や肩関節周囲の注射を行います。超音波を用いてトラブルを起こしている部位に正確に注射します。同時に症状を抑える内服加療をします。肩関節が動かなくなる拘縮期まで進んだ場合には肩の痛み止めをした後に肩関節を動かすリハビリテーションを行います。

肩腱板断裂

症状
腕が持ち上がらない、腕を上げた時に強い痛みがある、夜間睡眠時の痛みが起こります。
原因
肩の関節で筋肉(腱)と骨が擦れ合うことで筋肉(腱)が傷んでしまう状態です。肩関節の動きを調べたり、超音波やMRIの検査をしたりして腱板損傷を診断していきます。
治療
症状を抑えるために痛みの原因となる部位にブロック注射を行います。超音波を用いることで正確に注射します。同時に内服での治療、セルフエクササイズを行います。ただし、腱板断裂の状態によっては手術の必要性があります。

石灰沈着性腱板炎

症状
突然、つよい肩の痛みがでてきます。肩関節を動かすことができなくなります。夜間、肩の痛みで睡眠がとれないほどつらいことがあります。
原因
肩の腱板の中に石灰沈着が起こり、それが溶け出していくことで炎症を起こすため痛みが生じます。
治療
当院では超音波を用いて石灰化病変を破砕します。石灰化病変が硬くて破砕できない場合は患部に注射を行います。同時に炎症を抑える内服治療をすすめていきます。石灰化病変があることで慢性的に肩関節の痛みがあるときには拡散型衝撃波(ショックェーブ)による治療を行います。
エコー写真
※赤いラインが石灰部分です。

痛むのはどこですか?

  • 頭痛・顔の痛み
  • 肩こり・肩の痛み
  • 首・腕の痛み
  • 腰痛・膝、足の痛み
  • 帯状疱疹・神経障害による痛み
  • 風邪の症状
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