「最近、指の第一関節が痛むようになった」
「関節が少し太くなって、曲がってきた気がする」
「物をつまんだときや、指が何かに当たったときに痛い」
このような指の症状で困っていませんか?
特に40~50代以降では、指先に近い第一関節(DIP関節)に痛みや腫れ、変形が起こることがあります。
その代表的な病気が「ヘバーデン結節」です。

こんな日常動作がつらくなっていませんか?
ヘバーデン結節の痛みは、じっとしているときよりも、日常生活のちょっとした動作で気になることがあります。
ペットボトルのふたを開ける
ペットボトルのふたを開けるときには、親指と人差し指などでふたをしっかりつまみ、指先に力を入れて回します。
普段なら何気なく行っている動作ですが、指の関節に痛みがあると、
「ふたを回した瞬間にズキッと痛む」
「指に力が入らない」
と感じることがあります。

ボタンを留める
シャツの小さなボタンを留める動作も、指先を細かく使う動作のひとつです。
関節が腫れていたり、曲げ伸ばしすると痛かったりすると、
「ボタンをつまみにくい」
「指先を使う細かい作業がつらい」
と感じることがあります。

料理をする
包丁を握る、野菜を切る、瓶のふたを開ける、布巾を絞る――。
料理では、想像以上に指先を使っています。
指の第一関節に痛みがあると、
包丁を握る、食材をつまむ、ふたを開ける
といった普段の動作が負担になることがあります。

パソコンを使う
キーボードやマウス、スマートフォンの操作でも指を繰り返し使います。
症状が強い時期には、
「キーを押すたびに指が気になる」
「長時間パソコンを使っていると指が痛くなる」
と感じることもあります。
「年齢のせいかな」と思って、そのままにしていませんか?
指の関節が少し太くなったり曲がったりしてきても、
「年齢だから仕方がない」
「使いすぎだろう」
と考えて、そのままにしている方も少なくありません。
しかし、痛み・腫れ・変形が起こっている場所が指の第一関節であれば、ヘバーデン結節の可能性があります。
ヘバーデン結節 症状チェック
次の項目で、当てはまるものはありませんか?
□ 指の第一関節(DIP関節)が痛い
□ 関節が赤く腫れることがある
□ 指を曲げ伸ばしすると痛い
□ 物をつまむと痛い
□ 何かに指が当たっただけでも痛い
□ 指の関節が太くなってきた
□ 指が少し横に曲がってきた
□ 左右の複数の指に症状がある
□ 朝に指がこわばる
複数の項目に当てはまる場合、ヘバーデン結節などの手指の変形性関節症が症状の原因となっている可能性があります。
ただし、指の関節の痛みや腫れを起こす病気はヘバーデン結節だけではありません。関節リウマチや乾癬性関節炎、痛風など、別の病気との鑑別が必要になることもあります。詳しい医師の診察を受けていただくことをお勧めします。
指の痛みが続いている方へ
※関節の骨の変形に目が行きますが、関節の変形だけがヘバーデン結節の痛みの原因ではありません。
※ご自身で行える「セルフケア」や、医療機関を受診した際に最初に行う治療について説明します。
※最新の動注治療について説明します。動注治療は指の骨の変形そのものを元に戻す治療ではありません。治療の適応については、症状や診察所見などを確認したうえで判断します。

