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2025年12月19日
冬、年末年始など季節の変わり目になると、帯状疱疹(たいじょうほうしん)に罹患する方が増えてきます。
「肩や背中が痛いだけ」「疲れているせいかな」と思っていたら、実は帯状疱疹だった、というケースも少なくありません。
帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水ぼうそうのウイルスが原因です。
このウイルスは体内の神経に潜んでおり、免疫力が低下したときに再び活動を始めます。
この季節は
などが重なり、体の抵抗力が落ちやすい時期です。そのため、帯状疱疹が起こりやすくなります。
帯状疱疹というと赤くなった水ぶくれができるイメージがあります。しかし、多くのケースでは最初は皮膚に変化がなく、ピリピリした痛みが出てきます。
例えば
こうした症状が数日続いたあとに、赤い発疹や水ぶくれが出てくることがあります。
帯状疱疹の本態は原因は、神経の炎症です。皮膚の症状は、その結果として現れています。
そのため、診断や治療が遅れると
といった帯状疱疹後神経痛につながることがあります。
帯状疱疹は、発症してできるだけ早く治療を始めることで、痛みを軽く抑え、後遺症を防ぐことが期待できます。「いつもと違う痛み」「片側だけの違和感」に気づいた時点で受診することが大切です。
特に
は、早めの相談をおすすめします。
■ 我慢せず、早めにご相談ください
帯状疱疹は、できるだけ早く診断し、抗ウイルス薬を内服することがとても重要な病気です。
発症初期に抗ウイルス薬を開始することで、皮膚症状の悪化や、強い痛みが長く残ること(帯状疱疹後神経痛)を防げる可能性が高まります。
また、帯状疱疹の痛みは「我慢すれば治る痛み」ではありません。
早い段階から適切な痛みの治療を行うことで、日常生活への支障を減らし、回復をスムーズにすることが期待できます。
「まだ発疹が出ていないから」「そのうち治るだろう」と様子を見てしまうと、治療のタイミングを逃してしまうことがあります。
片側だけのピリピリした痛みや違和感に気づいたら、できるだけ早めに医療機関を受診してください。
早期の診断と治療が、つらい痛みを長引かせないための大切なポイントです。
日本皮膚科学会「帯状疱疹診療ガイドライン」
厚生労働省:帯状疱疹に関する情報
CDC(米国疾病予防管理センター):Shingles (Herpes Zoster)
NIH MedlinePlus:Shingles Overview
