四十肩、五十肩などの整形外科疾患の痛みの治療

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0797-25-1347

頸椎・肩関節外来
Shoulder pain

こんな症状はありませんか?

  • 首を動かすと痛みが強くなる
  • 首や肩のまわりから手に痛み・しびれが走る
  • 腕を挙げようとすると肩に痛みがでる
  • 夜間に肩の痛みで目が覚める
  • 腕が挙がらず、作業ができない、つり革が持てない
  • 朝起きたら肩が痛くなった
肩の痛み

適切な治療を行うために、きちんと検査・診察をいたします。

芦屋ピッコロ診療所では適切な診断、治療を行うために問診や触診などで身体の状態を診察させていただくとともに超音波検査やレントゲン撮影して病状を判断します。頸椎のトラブルでは首の痛みだけでなく、肩や腕、手の痛みやしびれをひきおこすことがあります。肩の関節は骨だけでなく筋肉や靭帯、滑液包など多くの組織で構成されており、肩の関節を動かすときにはそれらが大きく動きます。そのため、肩の疾患の診断にはレントゲンだけではなく動きを観察することができる超音波での検査が適切な診断のために大きな役割を果たします。

肩関節の代表的な疾患

頚椎症、頚椎症性神経根症、頚椎椎間板ヘルニア

症状
首の痛みや肩のコリが続いている。肩甲骨から腕にいたる重だるい痛みやビリビリ・ジンジンする痛み・しびれが続いている。
原因
頸椎(首)の骨、椎間板、靭帯などの変形、もしくはそれが原因となって頸髄や神経根をはじめとした神経を刺激する状態です。肩から腕への神経を刺激するため、その刺激がビリビリ・ジンジンの症状となってでてきます。頚椎の骨、靭帯や椎間板の変性(変形)は頚椎症性神経根症の痛みの原因のひとつですが、頚椎の形状の変化(頚椎症)だけが原因で痛みが出るわけではありません。形状の変化(頸椎症)に加えてさらなる誘因が重なることで頚椎症性神経根症や頚椎ヘルニアの痛みが発症します。そのため、ブロック注射や内服治療などで症状を抑えていくことが治療のはじめとなります。
治療
痛みが軽い場合
・湿布や漢方薬などを中心に治療を進めていきます。筋肉の痛みが強い場合にはブロック注射やショックェーブによる治療も有効です。

痛みが強い場合
・星状神経節ブロック、頚椎の硬膜外ブロック、頚椎の神経に対するブロック注射による治療が有効です。
・当院では安全性を考慮し、超音波を用いて神経が見える状態で神経ブロックを行います。

肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)

症状
腕を動かす際の肩関節の痛み、夜間の肩の痛み(痛くて目が覚める)が出てきます。肩が痛い時期(急性期)→動きが悪くなる時期(拘縮期)→痛み・動かしにくい状態が軽快してくるとき(回復期)の3段階があります。 
原因
肩の関節周りの骨、軟骨、靱帯や腱など、肩関節のまわりの組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。滑液包(肩関節の動きをよくする袋)や関節包(関節を包む袋)が癒着するとさらに動きが悪くなり、凍結肩といわれる状態になります。 この場合、十分に腕が挙がらないなどの症状が残ることがあります。
治療
急性期は肩関節への関節内注射や肩周囲の注射を行います。超音波を用いることで正確に炎症を起こしている部位に注射します。さらに内服治療をすることでつらい症状は改善します。拘縮期まで進んだ場合は肩の痛み止めをした後に肩関節を十分に動かすリハビリテーションを行います。

肩腱板断裂

症状
肩の運動障害・運動痛、夜間の睡眠時の痛みがあります。夜間の肩の痛みで睡眠がとれないほどつらいことがあります。
原因
肩の関節で筋肉(腱)と骨が擦れ合うことで筋肉(腱)が傷んでしまう状態です。超音波で腱板損傷を診断することができます。
治療
痛みの原因となる部位にブロック注射を行います。超音波を用いることで正確に注射します。さらに内服治療をすることでつらい症状は改善します。ただし、状態によって手術の必要があります。

石灰沈着性腱板炎

症状
とつぜん、腕を動かすときの肩の痛みがでてきます。夜間の肩の痛みで睡眠がとれないほどつらいことがあります。
原因
肩の腱板の中に石灰沈着が起こり、それが溶け出していくことで炎症が起こるため痛みを生じます。
治療
当院では超音波を用いながら石灰化病変を破砕します。同時に炎症を抑える内服治療をすすめることで症状が軽快します。石灰化病変があることで慢性的に肩関節の痛みがあるときには拡散型衝撃波(ショックェーブ)による治療も有効です。
エコー写真
※赤いラインが石灰部分です。

痛むのはどこですか?

  • 頭痛・顔の痛み
  • 肩こり・肩の痛み
  • 首・腕の痛み
  • 腰痛・膝、足の痛み
  • 帯状疱疹・神経障害による痛み
  • 風邪の症状
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