片頭痛

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頭痛・顔の痛み

片頭痛

頭痛のために楽しみにしていた予定をキャンセルしてしまう、仕事が手につかなくなる、仕事を休んでしまう、せっかくの休日が台無しになる、そんな経験をしたことはありませんか?


片頭痛は予告もなく急に始まる頭痛なので、頭痛が起こることでつらい思いをされている方は多いと思います。
そんな片頭痛と上手に付き合っていくためにも片頭痛を理解してコントロールしていきましょう。

こんな症状が起こります

  • ・ズキズキする頭痛
  • ・吐き気や嘔吐といった症状を伴う
  • ・頭痛が起こるとスマホを見ていられない
  • ・頭痛があると寝込んでしまう
  • ・階段を昇る、頭を動かすなどの動作で頭痛が悪化する
  • ・40代から頭痛が悪化した

片頭痛とは

典型的な片頭痛ではズキズキする頭痛とともに吐き気や立ち上がる、かがむ、振り向くなどの動作で頭痛が増悪する、などの症状が起こります。                                    

片頭痛が起こると音や光が気になり、寝込んでしまうという方も多いです。

片頭痛は音や光、気温や気圧の変化といった外からの刺激や 食べ物、飲酒や睡眠時間といった生活リズムの変化、ストレス、空腹や疲れといった心身の状態の変化が誘因になるといわれています。

片頭痛に対する適切な治療を行うことで、頭痛に悩まされることがない、より快適な生活を送ることが期待できます。片頭痛かな?と思われた際には頭痛専門医を受診されることをお勧めします。特に頭痛の回数が増えてきた(月に3日以上)、これまで使っていた薬が効かない、といった場合には、これまでの頭痛がこじれてきてしまっている恐れがあるので早めの受診を強くお勧めします。

一般的に年齢を重ねることで自身の心身の変化、仕事環境、生活環境が変化し、それに伴って徐々に頭痛の回数が増加する、痛みの性質が変化する、といったことが起こります。人生のステージに応じた片頭痛への対応が必要になってきます。

治療
片頭痛が起こった時の治療は頓挫薬(頭痛を鎮める薬:鎮痛薬、各種トリプタン、レイボー®)が有効です。トリプタン(イミグラン®、マクサルト®、レルパックス®、アマージ®など)は内服するタイミングが重要です。教科書的には頭痛が出てくるタイミングで早めに内服していただきます。片頭痛の発症様式を見直して頓挫薬内服のタイミングを変えていただく事で、より効果的に頭痛を抑えることができます。

片頭痛を起こりにくくするためには自身の片頭痛の誘発因子を見つけて対処していくといった適切なセルフケアをお勧めします。それでも片頭痛の回数が多く、日常生活に支障をきたす場合には片頭痛の予防療法が有効です。

頻度からいえば、月に1回以下で頓挫薬が有効であれば予防療法の適応はないと考えます。月に2回以上 片頭痛が起こる場合は予防療法を考慮すべきです。適切な急性期治療薬を使用しても日常生活に支障をきたす片頭痛発作が起こるのであれば、頻度が少なくても予防療法を行っていただくことでより快適な生活を送れます。月に10回以上片頭痛発作があるのならば必ず予防療法を行いましょう。毎日のように頓挫薬(鎮痛薬、トリプタン)を使用することで、頓挫薬からの離脱が非常に困難な状態(薬物使用過多による頭痛)になってしまいます。

予防療法には ①予防薬の内服  ②ブロック注射 ③cGRPに対する薬の注射 があります。

①    予防薬: 頭痛の性質、体質などを参考にして処方内容を選択します。錠剤、漢方薬を処方します。

②    ブロック注射:頻度の多い片頭痛を予防するために星状神経節ブロック、後頭神経ブロックが有効です。神経ブロック療法は専門的な知識と高度な技術が要求されるため、限られた施設でのみ行われています。

③    CGRPに対する薬:CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)は主に三叉神経節で発現する神経ペプチドで、片頭痛患者では血中CGRP濃度が上昇していると言われています。 抗CGRP抗体(エムガルティ®、アジョビ®)、抗CGRP受容体抗体(アイモビーク®)の皮下注射は、このCGRPの活性を阻害することで、片頭痛発作の発症を抑制する効果が期待できます。注意点としてこれらの治療は、1ヶ月に4回以上の頭痛があり、従来からの予防療法が有効でない場合に行います。

安定した片頭痛の治療の際にはオンライン診療での診療継続も可能です。担当医にお伝えください。

片頭痛は慢性病のひとつです。頓挫薬、予防薬とも副作用が少なくて、授乳中でも内服していただける薬もあります。毎日の生活をすっきりと過ごしていただくためにもぜひご相談ください。

片頭痛なら、芦屋ピッコロ診療所にお任せください。神戸からもアクセス便利です。

腰痛、頭痛、肩、膝痛などの整形外科疾患の治療を得意としています。

神戸市東灘区、西宮市、苦楽園、尼崎市からもアクセスが便利です。甲南山手・夙川からも沢山ご来院頂いてます。

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