対象疾患
Disease
対象疾患
Disease
長い病名のためわかりにくいですが 頚椎症性(首の骨のトラブルに起因する)神経根症(脊髄から出てきた神経の太い部分のトラブル)ととらえてください。神経はちょうど電線のように身体に起こる感覚を脳に伝える、脳からの指令を筋肉に伝えるといった役割をしています。頚椎症性神経根症では首の骨のトラブルのせいで電線である神経にトラブルを起こすことで首、肩、腕の症状が出てきます。
こんな症状が起こります
頚椎症(くびの骨、椎間板、靭帯などの変形)が原因となって神経根(身体中に張り巡らされている神経のが背骨から出てくる場所)を刺激する状態です。変形した頸椎の一部が首、肩甲骨、肩から腕の感覚をつかさどる神経を刺激するため、その刺激がビリビリ・ジンジンの痛みや様々な症状となってでてきます。頚椎の骨、靭帯や椎間板の変性(変形)は頚椎症性神経根症の痛みの原因のひとつですが、頚椎の形状の変化(頚椎症)だけが原因で痛みが出るわけではありません。形状の変化(頸椎症)に加えてさらなる誘因が重なることで神経が刺激されて炎症(赤く腫れていること)を起こし、頚椎症性神経根症の痛みが発症します。そのため、神経ブロック注射や内服治療などで、その刺激によって引き起こされた神経の炎症を鎮めてあげて、症状を抑えていくことが治療の中心となります。
・神経の炎症を抑えるために抗炎症薬を内服します。神経痛を抑えるための内服をします。患部の状態を改善する(温める、血行を改善する)ために漢方薬を用いることがあります。
・神経頚椎の硬膜外ブロック、頚椎の神経に対するブロック注射による治療を行います。症状が強い場合には提携医療機関での手術加療をお勧めすることがあります。
・当院では安全性を考慮し、超音波を用いて神経ブロックを行います。
頚椎症性神経根症なら、芦屋ピッコロ診療所にお任せください。神戸からもアクセス便利です。
腰痛、頭痛、肩、膝痛などの整形外科疾患の治療を得意としています。
神戸市東灘区、西宮市、苦楽園、尼崎市からもアクセスが便利です。甲南山手・夙川からも沢山ご来院頂いてます。