対象疾患
Disease
対象疾患
Disease
肩関節の痛みと動きの制限を起こします。
肩関節周囲の組織が炎症を起こすことで、肩回り、腕に強い痛みを引き起こします。
肩周囲の滑液包(関節液の入った袋)に強い炎症が起こり、その炎症が関節腔や周囲の組織に広がることで肩回りの強い痛みを引き起こします。腱板と呼ばれる肩の内側にある筋肉に損傷が引き金になるようです。肩周囲の筋肉が緊張することで腕に分布する神経が刺激されて腕の痛みが出ることもあります。症状が強いと夜眠れないほどの痛みが出てきます。炎症期 → 拘縮期 → 回復期 という時期を経て軽快します。それぞれの期間は数カ月続きます。拘縮期のことを凍結肩とも呼びます。
炎症期:夜間の痛みが出ていることが多く、肩の動きが制限されてくる時期。安静時痛(じっとしている時の痛み)も強い。
拘縮期:肩関節動かない(腕が上がらない)状態が続く期間。痛みのある側を下にして寝ると痛みが出る、起床時に痛みがある、特定の姿勢で痛みが出る、腕を動かした時に痛みが出る、腕を動かす範囲が狭くなる、などの症状がでています。炎症期ほど強い痛みではないです。
回復期:徐々に動く範囲がひろがってくる。
・自宅での自主運動、内服、注射を組み合わせて治療を進めていきます。
・症状が軽い場合には抗炎症薬の内服は有効なことがあります。
・炎症期(急性期)には滑液包、関節腔内へのブロック注射を行います。状態によって複数回のブロック注射を行います。関節周りの筋緊張が強い場合には星状神経節ブロックや拡散型衝撃波での治療を行います。同時に漢方薬をはじめとした内服加療や関節の可動域を保つためのリハビリテーションを進めていきます。
☆ 治療開始が遅くなると、治癒までに長期間を要します。とくに凍結肩といわれる後遺症(肩の関節が固まって機能障害を残す)が1年以上の長期間に及ぶことがありますます。早期診断・早期治療が大切です。
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